| 営業内容 ①:
FKP衛星測量による森林基本図と地理情報の作成
近年環境問題、食糧問題、さらに金融危機、世界不況等から山村地域、森林地域の活用を議論することが增えて来ましたが、国土調査や境界測量を推進する場合には「GPS測量方式では上空視界が取れないから不可能だ」、「山地の急斜面の場合は誤差が大きくなり過ぎる」等という理由で、これらの地域の測量は精度的に無理と言われて来ました。それを私達はFKP衛星測量によれば可能でないかと、この2年間信州大学演習林で実験を続けて参りましたが、精度がプラスマイナス1㎝のレベルという高精度での測量が実証できましたのでこの成果を森林基本図測量作業規程(案)として作成し、後述する関係諸官庁に提出したところであります。今回この内容をご紹介し当社の新しい事業として皆様のご相談に乗れることをお示ししたいと思っております。
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FKP方式による森林基本図作成方法としては、先ず既存「森林基本図」をデジタル化します。
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既存空中写真画像は空中三角測量に持込ます。
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FKP測量の場合、林班界境界測定、地籍測量は電子基準点から直接座標決定を行います。甲1精度の誤差2㎝も可能です。
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上の写真のような場所での衛星測量は精度的に無理でないかと疑問に思われるかも知れませんが、それが実現できるのが、FKP測量の素晴らしいところです。概略を説明すれば次の通りとなります。
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地球を回る測位衛星は地球重心を4次元座標系原点とする基準点である。
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測位衛星から1秒毎に位置情報を受け取ることができるので4個以上の位置情報を計算すれば地上点の3次元座標が毎秒決まる。
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測位衛星からの時間をもって時間距離と考えることができる。これを元に算出した距離を擬似距離と称する。
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一般的に測位衛星からの電波は上空の電離層等を通過する際に影響を受けざるを得ない。FKP方式の場合は高精度を追求するためこれらの影響を厳密に計算し排除する計算式を用いたパソコンソフトを測量機器と連動させている。
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電子基準点5点以上から直接データを受けて測位測量地域(面)に上記計算方法で算出した面補正パラメータ値を使用すればこの地域内の任意の地上点には3次元座標値が決定する。
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FKPによる測量測位の作業はリアルタイムに行うことが可能である。
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次はFKP式森林測量の基本的な考え方を述べます。
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FKPでは片方向通信(放送方式)が可能で、高速移動体に適用できる。
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知点が形成する多角の面補正領域にある測量地域において、リアルタイム衛星測量の基本観測量として、誤差補正面を形成する電子基準点群と観測される衛星と衛星の間の観測量(搬送波位相データから得られる擬似距離)を用いて網平均計算をする。
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この時、観測される擬似距離の観測誤差の要因を最大限分析推定し、面補正パラメータ(FKP)推定量を算出し、携帯電話あるいは放送電波で伝送して、新点(面補正基準点:FKP)座標を実時間で測定計算する方式をリアルタイム衛星測量で面補正基準点(FKP)測量と言う。
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FKP森林測量の次の作業は林道設計施工に対応するFKP・DGPS測量と3次元モデリングです。
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画像対応点探索からのDTM形成
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DTM(数値地形モデル)上のデジタルオルソ平面画像
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FKP森林測量の最終は地理空間情報としての3次元CAD森林基本図を作成することです。森林測量は、その先には、デジタル空中写真画像アーカイブと連動した森林GISデータベースを構築されます。

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森林基本図測量作業規程(案)と関連する各種規定は次の通りです。
FKP式森林測量について詳しく知りたい方は、当社の長谷川が最近のシンポジウム説明用に使った資料「森林域のGPS測量(FKP方式)」をご覧下さい。
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